
○原産地の環境条件 光、温度、土壌条件など ○花芽の分化条件 2)花の栽培型 (1)鉢物栽培 鉢物は近年生産の増加が著しい。これは家庭消費が増えたことと、室内装飾など業務用の利用も増えているためである。 鉢物栽培はごく一部を除いて施設栽培が中心である。 鉢毎出荷するので輪送費が割高になり、輸送しにくい鉢もあるため、生産地は都市近郊の消費地に近いところが適している。近年は鉢物専用のトラックによる輸送網が発達して長距離輸送も行われるようになってきた。 年間を通じて多くの労力を要するほか、植木鉢で栽培するため独特の技術が要る。 鉢物栽培は根域が限られるため用土、灌水、施肥等に高度な技術が必要 ?@用土 根系が制限されるので、数種の用土資材を混ぜて作る。 ○理化学性が優れている。○軽量で均質である。○安価で大量に手に入る。○病害虫がない。 ?A灌水 作物が萎れる少し前、鉢の土の表面が乾いて少し白くなるころ朝のうちに、夏は2回ぐらい ?B肥料 元肥を加えて植え、後は追肥による。 毎日灌水するので肥料が流亡しやすい。 ?C矮化剤処理 (2)切り花栽培 切り花は花や葉、枝を切り離して利用するもので、花の生産のなかて最も多い。切り花は遠方から輸送しても段ボールに入れても、荷痛みが少なく、輸送費も安い。そのため消費地から遠く離れた所でも生産が行われている。 切り花栽培は露地栽培及び施設栽培される。 露地裁培は季節にしたがい花を栽培するために、生産費は比較的少なく労力も余りかからないが粗収入は少ない。そのため一部を除いて露地切り花の専業農家は少ない。しかし、切り花に適する種類が多いので、いろいろな花が経営に取り入れやすいので土地利用の上から、種作目の合間に入れたり、複合経営に取り入れられるばあいがおおい。 施設栽培は2つのタイプに分けられる カーネーションやバラのように栽培期間が長く、施設を周年利用するものと球根類、花木、キク等の促成栽培や抑制栽培のように施設をある期間だけ利用する栽培がある。カーネーションやバラのように、大規模な専業経営に適するものが多い一方で裁培期間の短いものはいろいろなタイプの復合経営に取り入れやすい。 (3)施設栽培 施設栽培は資本の面でも労力の面でも集約的であるから、大きな失敗は許されない。労力の配分にむらのないように、種類の選択や他の作物との組み合せを考えなければならない。また、施設の利用度を高めるような輪作体系を作ることが大切である。また施設栽培では、日常手落ちのない管理を必要とし、促成栽培や抑制栽培の開花調飾のように特殊技術が必要である。 (4)その他 苗物栽培 花壇苗や第2次生産者用のプラグ苗生産など。 植木栽培 挿し木や実生で繁殖した腕を育てる。出荷まで年数がかかる。 球根栽培 第2次生産著用切り花用球根や花壇用、趣味栽培用、輸出用球根生産。 採種栽培 種を取るために栽培する。種苗会社との契約栽培が多い。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|